陶山俊一木版画展 開催のご案内 ― 2012年05月17日
本展は、日本板画院同人で木版画家の陶山俊一 (すやま しゅんいち)先生による、名古屋初の個展となります。
1990年に創作版画を始めたという陶山俊一先生は、感動した雄大な自然の風景を「木版画」という制約の多い技法で表現することにこだわり、木版画を通じてその感動を伝えることにチャレンジし続けています。
画面の中に謐々とした光と空気の存在を感じさせるその表現技法は、作家の幾重にも重ねられた研究の成果でもあり、また、鍛錬の積み重ねによって可能となったものでもあります。
今回の展覧会では、新作を中心に、これまでの秀作を合わせて約35点を一堂に展示し、陶山俊一先生のこれまでの軌跡を辿ります。何卒是非ご高覧ください。
〔図版=『悠久の森』 陶山俊一 木版画〕
◆◆◆陶山俊一木版画展-開催概要◆◆◆
●展覧会名:陶山俊一木版画展-「あるがままを感じるままに」
●会期:2012年5月17日(木)~5月22日(火)
●休廊日:会期中無休
●開廊時間:午前11時~午後6時(最終日のみ午後4時まで)
●入場観覧料:無料
●出品作家:陶山俊一 (すやま しゅんいち)
●作家来廊日:全日を予定
●展示内容:木版画作品約35点
●ウェブサイト⇒陶山俊一木版画展
小林敬生木口木版画展 開催のご案内 ― 2012年04月30日
木口木版画家の小林敬生先生は、自らの制作姿勢について、次のように述べています。
「人は額に汗し、糧を手にして生きて来た。私は大地を耕す如く、ひたすら版を彫って摺る。その制作姿勢を貫くことが、現代社会に対するメッセージであると考えている。」
この言葉の背景には、なにかとてつもない作家の強い意思と使命感の存在を感じ取ることができます。
この点について滋賀県立美術館学芸員の占部敏子氏は、このたび刊行された画集広報用のリーフレットの中で、次のように述べています。
「林立する摩天楼と草木鳥獣魚虫が織りなす万華鏡のようなワンダーランド、錯綜する異空間が作り出す迷宮めいた世界。それは妖しくも幻惑的であるが、そこには自然の摂理に逆らい、自然を破壊し続ける現代文明への警鐘が、通奏低音として流れている。と、同時に、耳を澄ますと、そこには人間と自然の共生への祈りが密やかに囁かれているように思える。小林敬生が、何十年もかけて、版木と向き合い、人間と社会について、自然との共生について、地球の運命について思索を巡らしてきたことが、作品の中に結晶化しているのだろう。」
本展におきましては、このような制作態度で臨む小林敬生先生の代表的な木口木版画作品約30点を展示し、作家のこれまでの画業の軌跡を辿りつつ、作品を通して今現在私たちが置かれている状況をも省みようとするものです。何卒是非ご高覧ください。
〔図版=『蘇生の刻-楽園(エデン)2011・A』 小林敬生 木口木版画〕
◆◆◆小林敬生木口木版画展-開催概要◆◆◆
●展覧会名:画集『小林敬生木口木版画全作品1976~2011』刊行記念 小林敬生木口木版画展
●会期:2012年5月5日(土)~5月13日(日)
●休廊日:5月9日(水)
●開廊時間:午前11時~午後6時
●入場観覧料:無料
●出品作家:小林敬生 (こばやし けいせい)
●作家来場日:5月5日(土)
●展示内容:木口木版画作品約30点
●ウェブサイト⇒小林敬生木口木版画展
画集出版記念 田中伸治スーパーステンシル展 開催のご案内 ― 2012年04月20日
2009年、自宅の机で開け放していたスタンプ台に偶然紙が張りつき、インクの付き方が模様のように見えたことから不意に思いついたという新たな画法、「スーパーステンシル」。
大きさは切手サイズから葉書サイズまでと小品ながら、見る人に様々なイメージを喚起させるその抽象的な表現世界は、深遠で広大な空間と悠久の時間の中に、何か文学的、演劇的なドラマツルギーを感じさせます。
もとより作家は現役の国語教諭でもあり、また近代文学や短歌に造詣が深い作家であることから、日常の何気ない事象の中に機微を感じ、それを言葉で表現することに長けていますが、このスーパーステンシルとの偶然の出会いによって、作家としての表現の幅がより広がったといっても過言ではないでしょう。
今回の展覧会は、田中伸治先生の初めての画集出版を記念して開催されるものです。会場には画集に所収された作品ほぼ100点をすべて展示します。作品の持つ「物語性」を重視した、言葉と造形によるイメージのシンフォニーを、何卒是非ご高覧くださいますようご案内申し上げます。
〔図版=『火山島の生物』 (C)田中伸治 スーパーステンシル作品〕
◆◆◆田中伸治展-開催概要◆◆◆
●展覧会名:画集出版記念-田中伸治スーパーステンシル展-『時空万華鏡』
●会期:2012年4月21日(土)~4月30日(日)
●会場:ギャラリータマミジアム(名古屋市中区錦3-24-12 玉水ビル2階)
●休廊日:会期中無休
●開廊時間:午前10時30分~午後6時〔最終日午後4時〕
●入場観覧料:無料
●画集販売:『時空万華鏡』 1部:2,200円
●出品作家:田中伸治 (たなか しんじ)
●作家来場日:21日(土)・22日(日)・23日(月)・25日(水)・28日(土)・29日(日)・30日(月)
●展示内容:スーパーステンシル作品100点以上

